悪魔の実の覚醒のメカニズムについて

悪魔の実の覚醒は現在ゾオン系とパラミシア系で確認されている。

ゾオン系は獄卒獣達でクロコダイルによると異常なタフさと回復力がウリとのこと。

パラミシア系ではドフラミンゴのイトイトの実。

描写を見ると獄卒獣(ゾオン系)とは根本的に違う性質を持っており周囲の物がその能力に合わせて変化する

ルフィはこの覚醒に対して超人系じゃねェみてェだと評した。

では実際のロギア系が覚醒したらどうなるのか?

パラミシア系がロギアっぽく振る舞うのなら覚醒した時ロギア系は一体どうなる。

ただその前にドフラミンゴによると覚醒というのは己以外にも影響を与え始めると説明している。

・・・ちょっと待った。その説明が覚醒を意味するのならこれは悪魔の実の基本能力として元々存在していないか?

というのもこのサイトの分析にある"悪魔の実の謎を検証その1(1)"でその事は既に取り上げている。ちょっとその部分を持ってきてみよう。


・身に着けている衣服までも能力に反映される。


これに関して衣服に影響与えれなかったら絵的に色々と面倒だからと捉えるか、悪魔の実の性質として存在すると捉えるかは各自によるところだろう。(自分は悪魔の実の性質として捉える)

もしこれが本当に悪魔の実の基本性質として存在するのなら"覚醒"について面白い仮説が浮かんでくる。

もしかしたら悪魔の実の能力者はほぼ全員既に"半覚醒"状態にあるのではないだろうか。

完全に覚醒してないから衣服までしか影響を与えることが出来ない。

ではなぜ衣服になら影響を与えれるのか。

それはきっと衣服は常に身に着けているものだから無意識にそれをと捉えているのかもしれない。

もしこれが正しいのなら覚醒のメカニズムの正体が見えてくる気がする。ロギア系の覚醒も予測可能に。

おそらく覚醒とは、一体化を意味するのではないだろうか。

思い出してみよう。青キジと赤犬が戦った島はどうなったか。

あの二人は間違いなく覚醒したロギア系の能力者

もしこの一体化仮説が正しいのなら能力発動時のみで収まらず天候が根本的に変化した事の説明になると思う。

パラミシアのイトイトの実ですら建物を糸に変化させた。

じゃあ例えば青キジがそれをやれば周囲のものを氷に変える事だって結構簡単じゃないだろうか。

・・・ん?そういえば一人既にそういう事をやったキャラがいたような。

能力者は全員既に半覚醒説が正しいならクロコダイルのこの技も覚醒と繋げることができる。

クロコダイルが覚醒した能力者かどうかは分からないが覚醒度合80%ぐらいは来てるのかもしれない。(適当)

※自分の仮説だと能力者はおそらく全員最低でも50%は覚醒している。(だから衣服に影響を与えることができる)

ちなみにゾオン系の覚醒については他の二つとちょっと違う。

おそらくこれは自身をその動物と思い込むという形になるのではないか。獄卒獣達が何かあんな感じだったのはこれが理由かもしれない。

覚醒状態を選べるのかどうかは分からないが選ぶとその実の動物の性質が色濃く影響し心身ともにその動物と一体化するのではないか。

しかしきっと覚醒解除もできるはず。そうでなければこの先ゾオン系能力者は精神的な意味でとんでもない事になってしまう。(解除できないならそれはチョッパーの暴走状態に近い)

獄卒獣の場合はあの状況下では解除する理由がないという事で覚醒状態を維持したのかもしれない。その方が素の状態より圧倒的に強いという事で。(もしくは獄卒獣は悪魔の実を食べた物だった可能性もある)


というわけで半覚醒一体化というのが今回の悪魔の実の覚醒についての仮説でした。

そして正しい場合この覚醒=一体化理論というのは今後まず間違いなく重要になるだろう。

物が悪魔の実を食べるという技術も覚醒が関係しているのは間違いない。

そしてもう一つデカいのがある。

(2)へつづく。

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