なぜ18号はラズリと名乗らないのか?
(なぜクリリンは18号をラズリと呼ばないのか?)

2014年についに18号の本名がラズリ(17号の本名はラピス)だと判明したが、しかしそもそもなぜ18号は自身の事をラズリではなく18号と言うのだろうか。

その頃は作者が深く考えていなかったと言えばそれまでだが、しかしここでは作中に存在するヒントのみでこの事を解釈してみようと思う。


まずこのドクター・ゲロの台詞に注目。

20号はピッコロに「まるできさま自身がドクター・ゲロのようないいかただな」と突っ込まれた時、どういうわけか「バカをいうな…!」と言って否定したが、後々ブルマによってやはり20号はドクター・ゲロであったと判明した。

これは昔から何気に疑問に思っていたのだが、なぜわざわざドクター・ゲロは20号と名乗りたがったのだろう。

この事と18号が18号と名乗るの事は偶然じゃないと思える。

では次に18号とのやり取りを持ってきてみよう。

18号に名前を呼ばれた時はピッコロの時のように否定せずに人造人間になった理由を説明している。

つまり改造後もドクターゲロである自覚は普通にあるようだ。

では次はこのシーンに注目。

後々18号は子供を産んだようにベースが人間(女)であるのは変わっていない。

しかしドクター・ゲロがコントロールという言葉を使っているように、基本部分が変わっていなくてもが改造されている可能性は普通にある。

おそらくその改造による後遺症が原因で未来トランクスの世界では17号、18号は凶暴だったのだろう。

本編では改造の後遺症は見られない様子であったが、しかし改造の影響が全くないわけじゃないとしたらどうだろうか。

つまり18号が18号と名乗るのは、脳を改造されたのが原因かもしれない。

例えばこのようなシーンに注目。

18号は自分自身が人造人間である事を嫌ってるようには見えない。

むしろある種の誇りに思っているようにも見える。(ベジータとの戦闘を引き受けたように)

しかし、だとしたらこのセルとのやり取りはどう説明するのか?

仮説だとこうだ。

おそらく起動された直後の時はドクター・ゲロによる改造の影響が特に強く、人造人間である事に喜びを持つようにインプットされていた。

なぜそのようにインプットされたかというと、言う事を聞いてもらう為である。

人造人間に改造されたのが嫌だと思われていたんじゃ反抗されるのは目に見えている。

実際これならドクター・ゲロと17号の謎のやり取りを説明できる。

「制御コントローラーは壊した」という17号の真っ当な返答にドクター・ゲロは「つくりなおすだけだ!!!」意味不明な余裕を見せている。

このシーンも随分昔から疑問に思っていたが、なぜドクター・ゲロは機能停止ボタンを壊されたのに17号と18号を前にしても余裕の態度だったのだろうか。

自身を改造した事によって実は頭がおかしくなってるという可能性もあるだろうが、ここは17号と18号の様子で判断したと解釈してみよう。

つまり17号と18号が自分自身やお互いを本来の名前ではなく17号18号と呼ぶのを見て改造が上手く行っていると判断したのかもしれない。

コントローラーを壊されても余裕だった事からこの点のインプットは非常に重要だとドクター・ゲロは勝手に思い込んでいた可能性が高い。

その後すぐに17号に破壊されたのを見ての通り、人造人間である自覚を持たせた事は大した影響力はなかったのである。

更に時間が経過するにつれて徐々に本来の"ラズリ"の面が戻って来てセルと対峙した時にはもう起動直後の時より人間らしさを取り戻したのかもしれない。だからその時にはもうハッキリとドクター・ゲロへの恨みを表に出したのだ。

しかし、自分自身を"18号"と呼ぶ事への執着はその後も残り続けたのだろう。

これが自分の考えるこの問題の結論である。

ただしまだちょっと問題がある。

(2)へつづく。

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