第924話
ワノ国にしかなかったはずの海楼石が空島にも伝わっていた理由が分かったかもしれない


ワノ国産であるはずの海楼石が海軍に出回っている理由は既に考察した。

だがその仮説では説明できないように思える例が存在する。

それはなぜ空島の人々に海楼石の存在が広く知れ渡っているのかということ。

ワイパーコニスの父親エネルなど空島に住む者達は皆存在を知っていた。

これが引っ掛かっていたら大丈夫なのかこの設定と思っていたのだが自分が持っていたある部分の誤解が解けたことによってこれも上手く説明できそうである。

というかむしろ海軍に出回っている理由を考えるよりシンプルかもしれない。

ではさっそく説明に移ろう。

パイロブロインと呼ばれる海楼石に含まれている成分について以前話があった。(26巻240話)

パイロブロインという全くワノ国っぽくない名称で呼ばれているのにワノ国発祥というのはおかしくないかと思っていた。

しかし海楼石に関するコニスの父親の台詞を改めてよく見ると、

「それに含まれる成分…私達は"パイロブロイン"と呼んでますが…」

"私達は"と言っているのでこれは空島で呼ばれている名ということでワノ国を挟まずに説明できる可能性がある。

つまり海楼石の成分などの科学的研究はおそらく空島の科学者などが独自に行っているのでパイロブロインという名が付いたかもしれないというわけである。

だがワノ国と交流がない空島の人々がなぜそもそも"海楼石"を知っているのか。

これについては火山やノックアップストリームなどで運ばれてくるものの中にごく稀に混じっておりそれで知られるようになったという理由も考えられるがロジャー海賊団が広めたでも説明できると思う。

ロジャー海賊団には光月おでんがいるので海楼石を空島の人々に紹介した可能性は実際に考えられる。

海楼石(パイロブロイン)は空島形成にも関わっているので空島の人々の関心をより一層引くことになり現在広く知れ渡ったというわけである。

というわけでスモーカーの「"とある海域にのみ"存在する不思議な石」発言も何気に回収されたのでこの事は意外と丸く収まっている。

ただこうやって海楼石について取り上げられたという事は、VSカイドウ戦はまさか海楼石が攻略の鍵になったりする……!?

(現実的な解決法だがしかしルフィ達が積極的に使う展開になるとはとても思えなかったので今まで候補にも挙げなかったが、実際に可能性が出てきた)