第924話
ルフィが当然生きていると確信していたカイドウの意図とは

※死体ではありません


ぶっ倒した後はカイドウはルフィに何の興味も持たないと想像していたのだが違っていた。

ルフィを服従させ兵に使う為に生かしておくらしい。

それはカイドウの非道さを表していると考えられるので特に疑問はないが、しかし部下の一人が最初に(ルフィはまだ)息があると言ったときカイドウは「だろうな」と答えた。

「え??」と部下は戸惑ったがその反応は読者も同じではないだろうか。

というのも生かすために手加減したから当然生きてると思ってそう言ったのか、それとも金棒の一発で死ぬような弱い奴じゃないという意味で言ったのかで解釈が分かれるからである。

前者なら極悪非道一直線で分かりやすい。

しかし後者なら非道なのは変わりないがたとえ自分より圧倒的に弱くても強者を認める心があることになるので……やや非道さが薄れる(?)事になりカイドウはちょっと複雑な人物ということになる。

白目で睨みつけるルフィを見て不屈の精神があるのかただの無謀な奴なのか分からないと言ったりしていたので後者の可能性は実際にあるが、しかし個人的には前者を希望したい。

というのも結局心を折って手下にしようと考えているので後者の要素がそこに加われば中途半端な印象を受けるからである。

睨みについても強い兵として使うには最高の逸材という意味でしかルフィを評価していないことで収まる。

実際ルフィの覇王色については評価どころか文句を言っていたのでこの解釈は的を得ている可能性がある。

しかもこの方が白ひげとの対比にもなるのではないだろうか。

挑んできたエースを返り討ちにして"息子"にしようとただ黙って船に乗せていた白ひげ、

挑んできたルフィを返り討ちにして"手下"にしようとただ心を折ろうとするカイドウ、

ワノ国は白ひげ海賊団とも縁がありマルコの参戦もほぼ確定しているのでこれは良い対比になる気がする。

ただカイドウの過去はまだまだ謎に包まれているので今後どのように転ぶかは分からない。

極悪非道で突っ走るのか、それとも何か一癖加わるのか、ビッグマムの言う一生の恩も気になるしカイドウの人物像も今後はより一層注目ポイントになってくるだろう。