第942話詳細感想
"白舞大名 霜月康イエ"


康イエが皆に詫びたかった事とは、出回っている判じ絵の札光月家の無念を想い自分が作ったただのイタズラというものであった。

つまり康イエは錦えもん達の計画を頓挫させないようにする為に丑三つ小僧を装ってわざと捕まったわけである。泣ける。

おそらくこの件がキッカケで今後アシュラ童子は錦えもん達に協力するかもしれない。

まだ分からないがでもこの処刑は様々な人物に影響を与えるだろう。

そしてオロチに言いたかったことは一生おでんを超えることは出来ない小心者というド直球なものであった。

状況は色々違うがロジャー白ひげのように康イエは死に際で上手くやったと思う。

しかしゾロが久しぶりに熱くなってそして戦慄するほどのえびす町の住人達の秘密が最後に明らかになったことによって康イエの死の衝撃が若干薄まった感はある。

巷では出番が少なかったので康イエの死はあまりショックじゃないという意見をいくつか見かけたが、確かにこの点は惜しいと思った。

もうちょっと前の段階から康イエに注目が行く展開があればまた違ったものになっただろう。

ただこの前も指摘したが重要なキャラが多く各自様々な場所に散らばっていることによりどうしても一つの展開を重点的に描くことが難しい状況なのは間違いない。(もしも一つ一つを丁寧に描いていたらおそらくワノ国編の完結は何年もかかる)

なので一味も全員揃った今はこれが限界なのだろう。とはいえこれでも結構うまくやってる方だと思う。

前回の流れはギャグ調だったのでその直後にこのようなシリアスな事態になるとは考えてもいなかったので、なるほど、そういう狙いで"添い寝"や駆け足で皆で小屋を出ていくシーンがあったわけか。中々計算されておる。

そしておでんが登場したが1ページ感想考察でも指摘したようにまるで緑牛である。

この回想時のおでんを見る限り皆から尊敬を集める人物には見えない。

ここからどうやって大物になっていくのか、これがきっと今後控えているおでんの回想のテーマの"一つ"だろう。(他のテーマに関しては今後の予想で取り上げます)

そしてさっきも少し取り上げたがワノ国編ではゾロが感情的になるシーンが多いので個人的には気に入っている。

2年後編からゾロはクールな大物に成り下がったと思っていたので、ルフィと再開して喜ぶシーンや今回の感情をあらわにするところなどは昔のゾロを彷彿とさせるので好きなのである。

ちなみにこの感想はおまけとして(2)へつづきます。