925話 感想補足
 第二幕スタート!

というわけで幕間は少しだけで普通に第二幕が始まったワノ国編。

レヴェリーに戻るんじゃないかなどの噂(期待)も多く見受けられたが案の定ちょっとした説明とシルエットのみで結構な読者の期待を裏切った形になった。

ただワノ国の話をここまで進めておいてまたレヴェリーに戻るのなら最初からレヴェリーを長く描いていた方が話の流れがバラバラにならずに良いという事になったので、まあ要するに最初からこういう運命だったわけである。

レヴェリー編への未練はよく分かるがもう諦める時が来たのじゃ。

そして幕間の始まりがミホークとペローナの二次創作的なやり取りというのは本当最近のワンピースである。

この二人実際にデキてるという裏設定があっても驚かないッス。

それにしてもペローナのモリアへの忠誠心…というか尊敬の強さは並大抵のものじゃない。

まあ今回のモリアのアブサロムへの態度でも見て取れるが非常に仲間思いなので慕われるわけだ。

だからこそアブサロムの死は敵側のイベントだとしてもショッキングである。

この後モリアはどう行動するのか……ペローナは本当にモリアの後を追って黒ひげのナワバリまで入るのか……ミホークはどうするのか……など現在のルフィ達とは全く関係ない流れも気になるように描いている。

ただ演出自体は面白くていいのだがレヴェリーぶった切りの時のように若干ワノ国編への集中力が損なわれる気もする。(クリフハンガー的な演出も最近増えたか)

そういえば黒ひげの懸賞金額が22億4760万ベリーと明らかになったがなぜそんな細かい中途半端な数字なんだと思ったのが正直な第一印象である。

読者に明らかにされた初の20億台の賞金額であるがカタクリとクラッカーを倒して運よくビッグマムの縄張りから抜け出せたルフィと7億しか違わないと考えるとそれほど高くない気もする。

凶悪度がルフィと比べ物にならない点を考慮しても的を射ている気と思う。まあ四皇になって僅か1年のルーキーなので妥当な数値かもしれない。

そういえばデボンがイヌイヌの実の幻獣種「九尾の狐」という能力だったがこれに関し巷ではちょっとした騒ぎになっている。(自分はあまりピンと来なかった)

なんか随分前にぬ~べ~で見た記憶はしたが、ちなみにナルトにも九尾の狐はいるらしく詳しくないが想像するにおそらく九尾の狐は伝説のポケモンのような存在なのだろう。

そして前回のイヌアラシの反応を見る限り重症かと思われたお玉だったが軽傷でチョッパー達の手当てを受け無事に回復。(あとその髪型似合ってると思った)

つまりあの一連の出来事はウマ美の忠誠心の高さと何よりきびだんごの洗脳パワーの強さが描かれていたわけである。

「敵がそうも忠実な家来になるとは……すごい能力だ」という発言も実際に作中で出たように条件付きとはいえよく考えたら本当にとんでもない能力だ。

そういえばイヌアラシと酒天丸が皆の前で刀を交えるシーンがあったが、そのシーン自体はいいが正直イヌアラシが強いのか酒天丸が思ったほど強くないのかよく分からなかった。

いやでもズッコケジャックは回を重ねるにつれ確かに普通の人になって行っているが腐っても懸賞金額は10億なのでそのジャックとほぼ互角に戦えた酒天丸はやはり強いだろう。つまりイヌアラシも充分強い。

それにミンク族には月の獅子(スーロン)があるのでそれを考慮するとイヌアラシは四皇幹部のトップクラスに匹敵する実力は秘めているかもしれない。

ちなみに酒天丸は錦えもんに20年の歳月は簡単には戻らないということを言っていたが、これは確かにそうだ。

錦えもん達からすればあっという間だったが20年暮らしていた人々からすれば国を捨ててどこかへ行っていた存在と同じなのでこの先一筋縄ではいかないだろう。

そして最後はアクの強いキングとクイーンで終わったがこの終わり方には50点を差し上げたい。(でも本当に他に良い締め方はなかったのだろうか…)

というわけであっという間に第二幕が始まり幕で分ける必要があったのかなどの声も聞かれたが、ただそれによって途中で自然な形で世界情勢が少し挟まる余地が生まれたのでこれは悪くない演出だと思った。

締め方は正直微妙だったものの第二幕にも期待できると思った925話であった。