919話の感想
"おでん城跡"
ワノ国編「第1章」が終わりそして…

スピードは本当にお玉に手なずけられていた。

条件付きとはいえ恐ろしい能力だ……

しかし、

この去り際のスピードの表情を見ると演技と疑う余地もある。

スマイルの副作用、もしくは単純にゾオン系能力者ということできびだんごが効いたわけだがそれでも元は普通の人間である。

半分効いて半分効いてないということだって考えられるのでこれは本当にどう転ぶか分からない。

ただそれに限らず最近のワンピースを見て思っていたのだが、この先どう転んでもいいような描写が結構ちりばめられている気がする。

たとえばルフィがビブルカードを失くした件は今回何事もなく回収されたわけだが敵側の手に渡っていた可能性も充分考えられた。(実際よくあんな小さなものを海の中で探せたものだ…)

ルフィとはぐれた一行も同じく今回何事もなく合流したが別の場所で全く別の展開が起きていても不思議じゃなかった。

あと農園での盗人の件もローの仕業だったと判明したわけだが盗賊"酒天丸"がやっていたとなってもよかっただろう。

さらに錦えもんと連絡が取れなかったのもおそらく便所に行ってたからというしょうもない理由が全てだったわけだが何かもっと深い理由があってもおかしくなかった。

これだけの要因で判断するのは早いが最近のワンピースは本当に"巻き"に来ている気がする。

しかしいつでも好きなタイミングで長編にできるようにとどう転ぶか分からない描写を細かく入れているというわけである。本当なら腕を上げたな……(エラそう)

それはともかく今回は情報量が多かった。

先ほど挙げたこともだがオロチが「二刀流」ではなく「二辺流」だと判明したり、居眠り狂死郎とかいうのが登場してオロチの文句を言っていたり、それをおロビが芸者としてしっかり聞いて情報収集していたりと中々のボリュームである。

他にもゾロがまた迷子(?)になったり、お菊と錦えもんの関係がまるで両津とマリア(旧)のように見えたり、そしてやっぱりナニを隠していたお菊……じゃなくてお菊が何かを隠していると勘づいているゾロだったりと全て拾うのが大変である。

そして最後の、時をかけた侍達

調べてみたところこの展開は案の定賛否両論SF展開(?)を受け入れられない人は未だに幽霊説を頑なに推していたりする。

でも時を超えたと言ってもその能力で過去へ行って歴史改変までできるとは限らないので何でもアリになったなどと焦らなくても良いと思いますヨ。過去から未来への一方通行なら全然大したことはない。ホビホビの実とかの方が個人的にはぶっ飛びすぎだと思う。

ただし改変可能な過去へのタイムトラベル、逆に過去へは行けてもなぜか歴史改変はどうやっても上手く行かない、パラレルワールドの存在、などが描写されたらその時は焦ってもいいと思います。実際そういうのは上手くやれば傑作になるが一歩でも間違えれば収集不可能になって大変なことに。

そういえばおでんの奥方の怪しげな予言もあったのを思い出した。(後々考察しよう)

というわけで今回は物語が次の段階へ進む途中だけあってボリューム満点の回だったが、ここからが見物である。

時間移動の方法や条件などはまだ明らかになっていないし、何だかんだで色々とまだ謎は多い。

ちなみにハートの海賊団のモブ達の存在感が出るかも何気に注目している。

そういえば今回の展開の完璧な伏線だったゾウでのイヌネコ達の会話などを今後まとめる予定なのでご期待あれ。