859話感想
"四皇暗殺作戦"

四皇ビッグマムの凄さを語る一同だが、ナミの「勿論怪物よ!! 寝てる間にブルックを取り戻すだけでこっちが命の危機だったんだから!!」という台詞はむしろビッグマムはそれほど凄くないんじゃないかと思わせる気がするのだがどうだろうか。

そしてブルックがなぜわざわざお茶会の時を狙うのか質問をする。

これは確かに謎であった。強者が全員集まるのだからむしろ最悪のタイミングに思える。

だがバッジにはしっかりとした狙いがあった。

ではそれをここでまとめよう。

・ベッジによるとある条件下では5秒間だけビッグマムに隙が生まれる

・通常だとビッグマムの皮膚は頑丈すぎてどんな攻撃も通用しないので衰弱している時を狙う(更に他の敵がこちらに手を出せない条件付き)

・衰弱する条件はマザー・カルメルというビッグマムの恩人らしき人物の写真に何かあった時に起きる

・その間ビッグマムは覇王色の覇気を発すると同時に奇声も発するので周りの者は自らの鼓膜を守ることで精一杯になる

・ベッジの狙いはそのマザー・カルメルの写真を真っ2つに叩き割り、その5秒の隙を生み出し猛毒ガス弾"KXランチャー"をビッグマムの体内に直接ブチ込み仕留めるというもの

・その奇声に対しこちら側はインヴィジブル・シンフォニア・システムとかいう単なる耳栓で防げるらしい

・写真を割ってからビッグマムの発作が始まるまで約3秒かかる

・その仕事はルフィが担うことに

・それを実行する合図はプリンの銃声

・ベッジの予定だと10秒以内で片がつく

・そして暗殺計画の最後にシーザーが脱出用の鏡を持ってきて会場の外へ味方を逃がす

・後はその鏡を通って各自それぞれの船へ行き、島を後にする

・武運を祈る

とのことだが、色々と指摘したいことがある。

まず結構リアルな感じでビッグマムの暗殺を狙ってるなと思った。

戦闘で倒すというお決まりは無しであまりに強すぎるから弱っているところを有機リン系の毒ガスを直接体内に5gブチ込むという少年漫画とは思えない方法で倒そうと主人公を含め皆で作戦を練っているのは……何というか、新鮮である。

おそらくだから冒頭でサンジが「ビッグマム暗殺には興味ねェが」とわざわざ発言したのだろう。

(読者に向けて)一応釘を刺したというわけである。

鍛えた己の肉体を駆使して主人公達が大ボスを倒す図式とは全く違うのでこれはシュールで面白いと思った。悪くない。

これからは遠慮なく毒ガスなど兵器をバンバン使って敵を倒します。(?)

ちなみに耳栓でビッグマムの覇王色の覇気混じりの奇声を防げるというのも驚きである。どんだけ凄い耳栓なんだ。

ただそれだけ音を遮れるということは逆に言うと味方の声も一切聞こえないのを意味している。

これが果たしてどう転ぶのかも注目のポイントかもしれない。

そして展開予想の中で言ったように詳細な計画が明らかになったということは、この計画はあっという間に駄目になるのが濃厚だと思える。

そもそもこの計画はビッグマムの発狂頼りなのでそれが起きなければ何もかも上手くいかない。大体100%の確率でその時本当に衰弱するのかも怪しい。

完璧な計画という割にはなかなかギャンブルだが、主人公側が毒ガスを使うという気合の入ったものなので賭ける価値は確かにあるかもしれない。

特に暗殺の方に気合が入ってるのはベッジとそしてジンベエである。

ルフィ達の方は正確にはその暗殺計画に乗っかって独自の目的を達成するものなのでサンジも言ったように暗殺がメインじゃない。

しかしジンベエは違う。

見かけからだと分かりにくいがこの毒ガス計画にルフィを巻き込んだぐらいなので本当にビッグマムへの恨みが強いのだろう。

ちなみにルフィがこの計画に乗らなかったら本来なら誰がその大役をやる予定だったのだろう?

ファイアタンク海賊団の誰か足の速い戦闘員が素早く写真を叩き割る予定だったのか、それともシロシロの実の能力を使ってベッジの体内から写真を狙って砲撃でもする予定だったのか、

まあ何だろうとルフィがやった方が成功確率は高まるのだろう。(登場する時に何か余計な事をやるつもりらしいが)

だがプリンの銃声が作戦の合図というのは…これはつまり、それが起きないのを意味しているのだろう…か?

まあプリンに関しては今後個別に分析します。(そしてこれがプリンの正体に関する最後の分析になるかもしれない)

あとマザー・カルメルについても個別に取り上げよう。

そして結婚式まで2時間半に迫る。

予想では1時間だったが、2時間半もあるとなれば本番までもうちょいかかるかもしれない。

感想はパート2へつづく。(明日更新予定)